なまさんblog

保育士ママの息抜き雑記ブログ

年長担任ってこの時期大変よね、という話

年度末が迫ってきました

早いものでもう2月も後半戦の突入してきましたね。

大好きな行事、節分も終わり、お雛様制作もひと段落した園も多いかな。

そうなってくると残すイベント事は【卒園式】ではないでしょうか。

一気に年度末感がやってきますね。先生方、毎日お疲れ様です。

年長担任を経験してみて

私は保育園で2度ほど年長児を担任し、小学校に送り出してきました。

初めての年長担任は保育士5年目の時。今思い返しても過酷だった…笑

何が過酷だったかと聞かれると一番は【年長担任のプレッシャー】ですかね。

この子たちを立派に卒園させて小学校に送り出さなくては、と当時必死でした。

 

保育園の卒園って長い子どもだと0歳から通っているので6年も通った場所を

巣立っていくんです。凄いことですよね。だから余計にプレッシャーを感じていました。

けど今思うと考えすぎだったのかなとも思います。

 

卒園式に向けてやることいっぱい過ぎ問題

私が勤めていた園はなぜか卒園式にやることが盛り沢山だったのです。

会場に入場着席し、名前を呼ばれたらそこから園長先生のところへ歩いていき

1人ずつ卒園証書を受け取り、卒園児みんなで歌を歌って退場して終了…という園が

ほとんどではないかなとは思います。

 

が、私の園は違うんです。

そこまでが1部。卒園式2部というものが存在します。

 

2部ではこま回し(紐を巻き付けて投げる本格的なやつです)や

荒馬という木製の馬を体につけて踊るもの、

リズムというピアノの音に合わせて体を動かす表現運動のようなもの、

竹踊りというピアノの曲に合わせて先生たちが動かす竹を飛んでいくもの、

それに童謡とも違うあまり聞かないような独特な1曲ずつが長めの歌を7、8曲披露

最後は園庭に出て子どもが1人ずつ竹馬に乗っているところを披露して終了。

読む人が読めばどんな方針の保育を行なっている園かわかるかも知れませんね。

 

っていうか。

 

…やること多過ぎません?!

 

毎日毎日毎日毎日…この練習ばっかりで子どもたちは楽しかったのかな、と

今改めて思います。が、当時の私は年長担任が初めてで

伝統的な卒園式のやり方もわかっていなかったので

お恥ずかしいですが自分の意見ゼロで、ぜ〜んぶ先輩保育士の考えの通り、言われた通りに、

卒園式に向けてひたすら毎日練習をしていました。

そして年長担任の負担が多いのなんのって。

お昼寝中、他のクラスの先生がゆーっくり休憩している横で

チョコを数粒口に放り込んですぐまたクラスの子どもたちの元へ。

ほぼ休憩ゼロ。ヘロヘロになりながら。

それなのにやることはたくさんで毎日仕事山積みでした。

 

やっとやってきた卒園式当日は、個人差はありつつも、子どもたちは全部やり切って

保護者は拍手、先生はほっと一安心。という卒園式です。

けどこれって何か違うんじゃないかなーとモヤモヤしてたんです。

 

年長担任の先生に言いたい!

小学校は基本、勉強するところになります。

子どもがひたすら遊んで学べる時期は幼稚園、保育園の間だけなんです!

小学校に向けて先生の話を聞く、椅子に座る、挨拶をする、自分のことは自分でする、など

身につけて欲しいことは子どもたちにもちろん日々の保育で伝えていきますが

それを差し引いても子どもたちには今しかできない遊びを思う存分に楽しんで

小学校へ行ってほしいなと思っています。

 

なので!年長担任の先生方!

 

小学校前最後のこの時期に思い切り子どもたちと遊んでください!

自由な発想を持った子どもたちとたくさんの思い出を作ってやり切って

保育園・幼稚園ってすっごい楽しかったなーという楽しい思い出いっぱいで

卒園させてあげてほしいな〜と思います。

あと1ヶ月!頑張って下さい!応援しています!

 

年長担任ではない他のクラスの先生方!

少しでも年長担任の先生を気にかけてくださると嬉しいです。

誰でも年長担任になりうるんです。是非保育の様子など覗いてみて下さい。

なんて皆さん当たり前に協力し合っていますかね。

いやこんなに年長担任が激務なのは私のいた園だけであってほしい。と切に願います。

 

 

 

 

こんな偉そうなことペーペーの私が言ってすみません😅

と付け加えておきます。