なまさんblog

保育士ママの息抜き雑記ブログ

先生でクラスのカラーが決まる話

 

こんにちは。もう少しで年度末。退職する先生や新しく入ってくる先生など

職員の入れ替わりの時期が近づいてきましたね。

そんな今日は、担任の先生でクラスのカラーが決まるんだなと思った出来事があったので

その話を書いていこうと思います。

 

新クラスの編成のために。

私の保育士の仕事ももう14年目が終わろうとしています。

今年度は幼稚園に勤めだした初めての年。

保育園と幼稚園の違いをひしひしと感じた1年でした。

けれど先生方1人1人が、子どもたちのために日々仕事をしているということは

保育園も幼稚園も変わりありません。

先日、働いている園では一学年に数クラスあるのですが、その先生方が

担任するクラスではない同じ学年の他のクラスの子どもたちに制作を教えていました。

自分のクラスではない子どもたちの様子を見て

学年の職員で成長状況を確認、把握し、バランスを見ながら

来年度のクラス編成の参考にするためとのことでした。

保育園では基本1学年1クラスだったので子どもも同じメンバーで持ち上がるしかないため、この試みが「幼稚園はこんなこともするのか〜」ととても新鮮でした。

 

先生で子どもたちの雰囲気も変わる

その時の私といえば、クラス補助の立場なのでいつも過ごしているクラスに残り、

別のクラスの先生の保育を見させてもらった訳なのです。

この試みが1回目ということもあるとは思いますが、子どもたちもよく大人を見ています。

「この先生はどんな先生かな?」「今から何するのかな?」

様子を伺う子もいれば、いつもと同じそんなのお構いなしに隣の友達と

お喋りをしだす子もいます。

そんな時の先生の対応ってその先生によって違うんだなと改めて思いました。

クラスに入ってくださった先生はいわゆるピシッと系の先生。

子どもたちの注目が自分に来ていないと話をせず待ち

友達同士で会話をしている子たちにはしっかり声をかけ全員が揃って

制作できるようにしていました。

のりの塗り方もこうした方がいい、貼る場所もこんな感じ、

しっかりと折りすじをつけて…としっかりと伝えることが多かったです。

子どもたちも『何だかいつもと違うぞ』と思ったのか

段々と集中し始めたのがわかりました。

先生によって子どもも使い分けているんだな〜と見ていて驚きました。

 

普段のクラスの子どもたちは担任の先生のおおらかで

いいね!こんなのもやっちゃう⁉︎という

子どもの良いところをみつける保育のおかげで自由な発想がたくさん出てきて

それに他の子も釣られてどんどん膨らんでいくことが多く

見ていてこちらも楽しくなるような感じなのです。

それが真面目、いい子ちゃん、先生の話を聞かなくっちゃ!になっていたので

これは面白いと、1人で勝手に色々考察していました。

 

自分の保育感

自分の好みの保育があると思います。私ももちろんあります。

けれどそれぞれの先生によって得意・不得意もありますし、

保育感も違います。

学年で同じことをしていても微妙に違ってくるのはやっぱり

先生のやり方次第、保育感次第なのだな〜と感じました。

また園によっても教育目標や指針が異なってくるので

あとは自分の保育感に近い就職先を見つけるのも一つの方法だなと

思いますが、入ってみたら何か違うと思うこともありそうですし

難しいですよね。

私は保育園で働いている時に、その園の保育のやり方でどうしても

納得できないな〜と思うことがありその時は

いっそ自分の保育感が詰まった保育園を作れればいいのにと思ってました。

夢、妄想はどんどん膨らんでく!って感じですね。笑

 

保育感を見つけよう

新人の先生は保育感すらまだ見つかっていない場合もあると思います。

まずはいろんな先生の保育を覗いてみて、いいなと思ったことは

どんどん真似していけばいのかなと思います。

まずは自分の保育はこれ!とぶれない何かを見つけられるといいですよね。

 

保育士時代、正職員として働いていた時の私のクラスは

他の先生から見てどんなクラスカラーだったんだろう?と

改めて知りたくなった出来事でした。

 

 

ちなみに保育士時代はなぜか元気な子が多いクラスを担任することが多く

(元気な子…お察しください笑)

少しでも子どもたち同士のトラブルが減るよう、どのクラスよりも早く外に出て

広い園庭で遊び、どのクラスよりも長い時間園庭に滞在しているようなクラスでした。笑