なまさんblog

保育士ママの息抜き雑記ブログ

子どもって褒められたいんだなと思った話

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春休み、始まりました。

こんにちは。

私の職場ではついに終業式を終え、春休みに突入しました。

普段はクラス補助として勤務していますが、

春休みになると預かり保育といって、春休み中も保護者の方のお仕事の都合などで

幼稚園に登園してくる子を預かるのですが、そのクラスの担当になっています。

そこで気づいた事があったので書いていきたいと思います。

 

3、4、5才の異年齢保育の中で

 

普段はクラス補助のため、子どもたちの前に立って

クラスを回すことはしてないので、正職員として働いていた頃を

なんとか思い出しながら預かり保育のクラスを回していきます。

4月から年少、年中、年長、1年生になる子たちなので年齢は様々です。

けれどやっぱり子どもたちみんな共通していることを感じました。

 

『子どもたちって褒められるの大好きなんだな。』

 

 

否定の言葉は使わない

私の中で大切にしている保育感はなるべく否定をしないこと。

危ないこと、いけないことをしている子がいても

『〇〇してはダメだよ!』『〇〇しないで!』『走らない!』

などの否定の言葉をなるべく使わず、

『〇〇すると危ないからやめようね。』『〇〇すると先生悲しいな。』『歩こうね。』

となるべくネガティブの言葉でなく、ポジティブな言葉に頭の中で変換して

伝えるように心がけています。

ネガティブな言葉を使ったり、怒ってばっかりいると正直すごく疲れるんですよね。

なので、とっさに止めないといけない時などは、もちろんいけないと伝えることを

優先しますが、それ以外はポジティブ言葉で子どもたちに伝えています。

 

担任じゃない先生たちは怖くない

預かり保育の話に戻りますが、やはり担任の先生や正職員の先生ではない先生って

子どもたちもなんとなく感じて分かるんですよね。笑

【いつもと違う先生だからふざけてもいいや〜】

【これくらいしても怒られないだろうな〜】

という感じが預かり保育だとひしひしと伝わってきます。…特に年長さん。笑

 

そんな時

『静かにして!』『話は聞くよ!』『聞けない人はもういいよ』

 

とは私は言いません。

だって私に怒られたところで担任の先生でもないし、全然怖くないんですから。笑

 

 

褒めると途端に話を聞く子になる

私は逆に話を聞いている子を見つけるようにします。

少しでもこちらに注目している子を見つければ

 

『〇〇ちゃん、話を聞いていてくれてありがとう〜』

『〇〇くん、先生の目を見てくれて嬉しい〜』

『〇〇ちゃんの姿勢とってもカッコイイね!』

 

とオーバーなリアクションで伝えるんです。

もうこれです。これだけでいい。笑

そうするとさっきまで全然話を聞かずに騒いでいた子たちも

同じように私に褒められたくて

話を聞いてくれるようになります。

こちらを見てくれるようになります。

姿勢まで良くなってしまいます。

 

嘘のような本当の話です。笑

 

最強!褒め褒めマジック

もう子どもたちが私の褒め褒めマジックにかかったらこっちのものです。

あとは頑張っている子を見つけて褒めたり、

最後まで片付けをしてくれた子を褒めたり、

支度を素早く終わらせた子を見つけて褒めたり、

先生の手伝いをしてくれた子を褒めたり、

お友だちに優しくできた子を褒めたり…となんでも良いんです。

とにかく褒めまくって、こちらを向いてもらうことが一番大事!

子どもでも大人でも、やっぱり褒められるのって嬉しいですよね。

 

褒め褒めマジックにかかったあとは本当にスムーズに事が運ぶようになります。

そうなると自分の保育も楽しくなるし、子どもたちがもっと可愛く見えるし、

怒らなくて良いのであまり疲れないし、良いことばかりです。

 

良いところを見つけられる先生でいたい。

褒め褒めマジックにかかるともっと褒めてもらおうと

子どもたちの方から

 

『先生!見て!』『先生!〇〇できたよ!』『先生、僕がやってあげるよ!』

 

と言ってくれるようになりとても雰囲気が良くなっていきます。

最初は子どもたちに舐められていましたが、数日預かり保育を担当してみて、

『もう子どもたちの心を掴んだぜ!』と自負しております。笑

 

人間はどちらかというと悪いところが目につきやすいものですが、

私はこれからも良いところ発見レーダーを作動し、

悪いところよりも良いところをたくさん見つけて、

それを本人や周りの人に伝えてお互いを認め合える環境を大事に

仕事をしていきたいなと思っています。

 

 

あとは自分の良いところも見つけて認める練習もしなきゃ〜。